大阪・ミナミの中心にある商業施設、なんばパークスすぐそばの繁華街に店を構えるサンエバーコーヒーハウスなんば店。
その落ち着いた店内は都会の喧噪を一瞬、忘れさせてくれます。「店内のすべて音は人の声、楽器、アコースティックなものをモチーフにした、耳ざわりにならないカジュアルなクラシックをセレクトしています」と語るのは、代表取締役の松野敦さん。
今回のインタビューはリニューアルオープンの際、ECLIPSE TDシリーズスピーカー導入のきっかけと、音へのこだわりについてお話を伺いました。
サンエバーコーヒーハウスのショップコンセプトを教えてください。
松野:コーヒー販売を始めて56年。焼菓子のシャンボールが誕生して46年になります。なんば店はJRAウインズ難波に近いこともあり、リニューアル前は男性のお客様が中心でしたが、あらゆる形態のカフェがさまざまなショップ展開する中で、弊社の売りであるお菓子を前面に出したコーヒー専門店をめざしました。コーヒーをいれるバリスタの教育にも力を入れてお菓子を引き立てるコーヒーにこだわり、京都の竹炭で濾過した水を使いドリップコーヒーの味わいをきちんと出しています。
コーヒーのプロ、お菓子のプロがいるわけですから、その部分をもっと際立たせていこうと考えていました。昔ながらのヨーロッパの文化を生かしたコーヒーハウスをイメージし、コーヒーとお菓子とともにゆったりと過ごしていただきたいですね。
リニューアルで内装や空間スペースはどのように変えられましたか?
カウンター席を設けて、入口のレジ横にスイーツを置きました。壁はホワイトとブラウン系で落ち着いた雰囲気になっています。今までは百貨店やショッピングセンターの中で、コーヒーを販売しながら喫茶スペースを設けたスタイルでしたが、なんば店は路面店ということもあり、スイーツに力を入れた初めてのお店でもあります。シックな空間の中にお菓子を際立たせて女性のお客様を意識しています。
ショップイメージを変えるため、音の必要性を感じているのではないでしょうか?
お店の醸し出す雰囲気の中で、光と色、そして、音は欠かせません。来店されたお客さまの気持ちを和ませるのもイライラさせるのも音なのです。以前は有線を流していましたが、新宿の百貨店が季節のテーマや売場に合わせて音を変えていることを聞き、音の大切さを感じました。
その百貨店の店内音楽を手がけた、サウンドスリーの日永田さんに依頼し、外の環境や建物の壁の素材とか、そういった音響効果を計算してスピーカーを設置してもらい、「このお店にはぴったり合ったスピーカーです」と言っていただきました。
