iPod+スピーカーで、本来の音をまるごと楽しむ

顧客管理用データベースシステムやwebアプリケーションの開発を手掛けているプログラマーの河本さん。仕事柄一日中モニタに向かうこともあるという河本さんの事務所を訪ねると、そこには数々のコンピュータと共にオーディオマニア垂涎もののオーディオ機器やスピーカーが並んでいました。
第一回ユーザーインタビューは、そんなハイエンド・オーディオユーザー河本さんに、TD307PAII(スピーカー+アンプ)のスピーカーサウンドについて感想を伺いました。

本日はどうぞよろしくお願いいたします。それにしても、パソコンの数もすごいですけれど、こちらのオーディオやスピーカーもすごいですね。

河本:昔、欲しいと思っても買えなかったオーディオやスピーカーを少しずつ手に入れていったら、こんな風になってしまいました(笑)。
1番最初に買ったのは、クオードのコンデンサー・スピーカーですね。昔はサラリーマンをやっていましたので、仕事から帰って1時間ぐらいオーディオルームにこもって音楽を聴いていました。一時期は相当色々オーディオやスピーカーを試しましたね。でも、今は事務所を持って、仕事をしながら音楽を聴くようになりましたので、気持ちの良い音楽がスピーカーから流れていて欲しいという気持ちのほうが強くなりました。
加工したようなスピーカーの音じゃなくて、生の音に近い自然なスピーカーの音を聴きいていたいという感じですね。

「ここにシンガーがいる」という、ECLIPSE TDシリーズスピーカーの開発思想そのものですね。

オーディオ・アンプって凝りだしたら、どんどん大げさにできるじゃないですか。スピーカーから出力される音も自分好みに調整したりして。でもそれって自己満足の世界で、本来のスピーカーからの音は外れているかもしれないですよね。ECLIPSE TDシリーズスピーカーのシンプルさは元の音を正確に再現するという意味で、正しいスピーカーの考えなんじゃないかなと思います。と言っても、やっぱり色々と欲しくなっちゃって、そのために仕事しているような部分もあるんですけれど(笑)。でも、気持ちとしては明らかにシンプルな方向に戻ってきていますね。

河本さんは昔からオーディオやスピーカーに凝っていたのですか。

私の場合は機械に凝るっていうのではなく、純粋に良い音楽を生活の中におきたいという気持ちでしたね。録音の良いものを良い状態で聞きたいという。オーディオやスピーカーの好きな人って、機械好きが多いんです。そういう人はウーファーは、何センチ以上じゃないとダメとか、スピーカー口径が大きくないと…とか言うんですけれど、それで本来の音が楽しめているかというと、ちょっと違うんじゃないかなと思いますね。
例えば、スピーカーってたいてい角があるじゃないですか。ECLIPSE TDシリーズスピーカーにはないですけれど。音がスピーカーの角に反射しているんですよ。もちろんそれも含めて調整しているんでしょうが、人間の口には角がありませんからね。やっぱり生の音とは違う。実はオーディオ好きの人で、コンサートに行かれる方って少ないんじゃないかな。 多分ECLIPSE TDシリーズスピーカーは、形からしても音楽の好きな人に向けたスピーカーなんだろうと思います。

音楽を仕事にしているアーティストやエンジニアが正確な音と言うのはわかるんですが、音楽とは違うお仕事をされていて、そういうものを求めるっていうのがすごいですね。ちなみにジャンルとしては、どんなものを聴かれるんですか。

わりとなんでも聴きますが、ヨーヨー・マが好きですね。この前、コンサートに行ってきましたよ。前から6列目の真ん中ぐらいで。曲も当然良かったんですけれど、始まる前の空気感も良かったです。大きな空間にいっぱい人がいるのに、スゥーっと音が消えていく。そこからヨーヨー・マの音が立ち上がってくるんです。世界を極めた人は、曲に入る前の立ち居振る舞いとかお客さんに対する態度とか、音楽以外のものも素晴らしい。あれは現場に行かないと味わえないですよね。コンサートから帰ってきてCDを聴くと、その時の情景が何度も浮かんでくるんですよ。

良い音を聴きたいから、オーディオ装置やスピーカーにもこだわる。でも音以上のプラスアルファの部分を味わいたいからコンサートへも行く。すごく筋道が通っていて説得力がありますね。家でしっかり良い音を聴ける装置をもっていれば、さらに違う楽しみ方ができるということですよね。

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