コンパクトでも、違いが分かるスピーカー

近代的なインテリジェントビルが立ち並ぶ、大阪市中心部のオフィス街・本町。メインストリートである御堂筋を東に入ると、大正モダンのレトロな佇まいで異彩を放つ船場ビルディングがあります。登録有形文化財にも指定されるこのビルの3階に拠点を構えるのが、カメラマンの増田大輔さんとスタイリストの田中夕香子さん。

お二人のこだわりが垣間見える、白を基調にしたシンプルなオフィスに佇むのはTD307PAII。オン・オフを問わず常に音楽と一緒というお二人を訪ね、ECLIPSE TDシリーズスピーカーの魅力とクリエイターと音楽の関係性についてお話を伺いました。

本日はよろしくお願いします。こちらのビルは大正14年に建てられたそうですが、レトロとモダンが同居していて素敵ですね。こちらに入居されたきっかけは?

田中:私がこのビルに惚れてしまったんです。とくに吹き抜けのパティオが気に入ってしまって。たまたま知り合いの方が入居していらっしゃって、その方から空室が出来たと教えていただいたのがきっかけですね。

増田:このビルのことをご存知ない方にとっては、中に入ってみるまでは実態がよく分からないみたいです。何だか古ぼけたビルだなって思いながら、一歩足を踏み入れて『あー、なるほど』となる訳です。屋上にも庭があって、のんびりくつろげるのも良いですよ。

白でまとめられた、シンプルで落ち着いたオフィスですね。この素敵な空間で、
TD307PAIIを使っていただけるのは光栄です。

田中:カタログやWebで見ていたときは、もう少し大きいと思っていたんです。でも、実物を見てみると、意外なほどコンパクトで驚きました。「小さい」というよりも「カワイイ」という印象です。「カワイイ」は、女性にとって最上級の褒め言葉ですよ(笑)

増田:スピーカー本体のデザインにも惹かれましたが、スタンドも良いですよね。形状はとてもシンプルですが、手にしてみると造りもしっかりしています、眺めてみても安定感を感じられますし。

ECLIPSE TDシリーズスピーカーのデザインは、余計な響きをできるだけ抑制して、録音された音を「正確」に再現するための機能美から生まれたものです。スタンドについても制振性能にこだわった仕様になっています。

増田:録音された音を「正確」に再現するというのは、初めて聴いたときに実感できました。失礼な言い方かもしれませんが、この価格で、こんな音が聴けるなんて凄いことですよ。これだけの音を手に入れようとすれば、もっとお金をかけないとできないと思っていました。

田中:異なるピアニストが演奏する同じ曲を聴いたとき、彼らのタッチの違いなどもはっきりと分かりました。それに、スピーカーから音が出ていることを感じさせないんですよね。空間から音が出ている感覚には、本当に驚いてしまいます。

ありがとうございます。そこに気が付いていただけると嬉しいです。

増田:実はTD307PAIIを使う前は、某有名メーカーのスピーカーをパソコンに繋いで鳴らしていました。聴き比べてみると、何だか対極にある感じがします。以前のスピーカーでは、とくに低音部分が“作られた音”という印象で気になっていたんです。TD307PAIIによってリアルに再現される、アコースティックの音がとても心地良いですね。

田中:音の再現力というところまで意識していなかったんですけど、このスピーカーを使いはじめると『今まで聴いていた音って、何だったんだろう?』と、ちょっとしたショックを受けますよね。聴き比べなんてし始めると、かなりマニアックな状態になりそうですけど(笑)

オフィスで音楽を聴く際にも、音に対する相当なこだわりをお持ちのようですね。

増田:現場での撮影が終われば、オフィスに戻って撮影データの処理をしていきます。そのときは必ず、好きな曲を聴きながらの作業になりますね。やっぱり、良い音に囲まれて仕事をしたいというのはありますよ。

田中:このオフィスには、くつろぐために帰ってくるという感覚もあります。自分の好きなものが置いてある、自分の好きな音楽を聴ける、そんなオフィスなんです。仕事だけでなく、息抜きもできる場所として大切にしているので、ここで聴く音にもこだわりたいですね。

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